留学生強制帰国の危機!?

 

今日は留学生強制帰国の危機について☄️

 

今現在、アメリカではほとんどの大学がコロナの影響でオンライン授業の形をとっています。

 

(私の場合)

全4クウォーター分の半分がオンライン授業という事になります。

 

きっと9月からの授業も変わらずオンライン授業なんだろう...と予想していたその時

 

トランプ政権が9月以降もなお全授業(100%)をオンラインで行う場合、留学生のビザを発給しないと発表しました🤦🏻‍♀️

 

つまり、新規だけでなくすでにアメリカにいてオンライン授業を受けている留学生も同様、9月以降のクラスが変わらず100%オンライン授業の場合、アメリカに滞在する事を許可されない。という緊急事態が発生し、私達に与えられた選択肢は

①各々の国に帰国しなければならない(自国からオンライン授業を受ける形)

②キャンパスで授業を行っている学校を探して移れ

 

たったの2カ月間の内に新しい学校を探して移るなんて決して簡単な事ではないし、家族連れでアメリカに滞在している留学生も多いのでみんな一時的にパニック状態でした。

 

この発表を受け、UCIは緊急会議を行い、9月以降のクラスをオンライン授業からキャンパスでのクラスに変更すると発表しました。

 

学校からの発表にほっとした気持ちと、アーバインの感染者数はそこまで酷い状況じゃないとはいえやはりコロナ下で学校再開する事に対して多少の不安はありました。

 

そしてコロナの状況が酷く、再開できる状態ではない地域にいる留学生はどうなるのだろうか...

 

もちろんトランプ政権のこの発表に対して多くの人が声を上げ、学生達が署名活動を行ったりしている中、この発表の2日後にハーバード大学マサチューセッツ工科大学、そして17の州の政府が撤回を求めて連邦地方裁判所に訴えを起こし、かなりの大事に発展していました。

 

そして数日後、トランプ政権によりこの規制を撤回するとの発表がありました👏🏽

 

今回の件だけでなく、約9ヶ月間の間に色んな事(コロナ・白人警察官による無実の黒人殺害・留学生強制帰国の危機)が起き、その度に問題解決のために年齢問わず学生や政府が全力をあげて反発している姿を近くで見てきましたが、その行動力・団結力はとてつもないと実感しました。 

 

f:id:linalog:20200731124317j:image